体の保湿

乾燥肌の体の保湿

乾燥肌の方は顔だけでなく、腕や背中、足など、全身が乾燥する傾向にあります。

体の皮膚は顔に比べるとやや丈夫にできていますが、ひじやひざ、かかとなどは古い角質で硬くなりやすいため、カサカサになってひび割れやあかぎれなどのトラブルが起こりやすくなっています。

ボディケアは顔のケアに比べるとなかなか忘れられがちですが、いくら顔の保湿を行っても、体から水分が抜けてしまってはあまり意味がありません

特に冬場やお風呂上がりなどは全身が乾燥しやすいので、体の保湿も忘れずに行うようにしましょう。

体の保湿には尿素

顔の保湿にはセラミドが有効ですが、体の保湿には尿素配合の化粧品がおすすめです。

人間の肌には、NMFと呼ばれる天然うるおい成分が存在しています。NMFは皮膚の外側の角質層に存在する成分で、水になじみやすく、水分を保持する役割を担っています。

尿素はこのNMFの原料となる成分で、体内でNMFの生成を促進し、うるおいを保ちやすい肌を作り上げてくれるのです。

また、尿素には肌細胞を賦活させる作用もあることから、ダメージを受けた肌を補修し、乾燥肌による炎症をケアしてくれます。

尿素で刺激を感じたら

尿素はその有用性が知られて以降、現在に至るまでさまざまな化粧品に配合されています。

尿素はもともと体内に存在する生体成分のひとつなので、アレルギー反応は起こりにくいとされていますが、乾燥肌に使用するとヒリヒリとした痛みを伴う場合があります。

この刺激をアレルギー反応と思ってしまう方も多いのですが、実際はバリア機能が低下した肌に尿素が浸透することで起きる一時的な刺激の可能性もあります。

その場合、刺激は長く続くことはありませんので、何を原因として起こる痛みなのかをよく見極めるようにしましょう。